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安田さんとこの事情は知らんけども。

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まだ僕がちゃんと働いていた頃の話。 僕は企業の広報部に在籍していたのだけれど、そこに、安田さんというおっさんがよく出入りしていた。 印刷会社の営業マン、50そこそのおっさんなのだけど、先日うちの会社が発注した大量のチラシを納品したところ、なぜか風俗のチラシを間に挟み込んでしまうという、通常考えられない大失態をしでかしてしまい、自分は悪くないのに30ほども年下の僕に平謝り、その後諸悪の根源である工場長を連れて謝罪にきたものの、一番謝らなアカンはずの工場長がジーパン&ふてぶてしいというツワモノだったせいで僕の上司を激怒させ、結果、全責任を一手に引き受けてなぜか突如クビになるという不遇。 不遇が服を来て歩いているようなおっさん、安田さん。 その安田さんが今日、新しい担当者2人を連れて来社したのだけど、連れて来られたおっさんと若い女、そして安田さんの名字が、 全部「安田さん」だった。 右から 安田さん 、 安田さん 、 安田さん 。 お前らなんやねん。 話してみるとなんのこっちゃない、新しいおっさんはクビになる安田さんの兄さんで、女は新しいおっさんの娘とのこと。 つまり、クビになる安田さんは新しい担当者っつって兄貴と姪を連れてきたわけで、僕は思うた。 「正月かぇ」 、と。 実は先日の会議で、今後安田さんとことはお取引しないことが決定していたので、安田さんがどれだけたくさんの安田さんを連れてきても、もう無理だったのでした。 & ↑ 2種類のランキングに参加中です。

脱・インポテンツ。

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勃起には前半と後半があると考えている。前半は、徐々に硬度を増していく状態、後半は軌道に乗って後は野となれ山となれという状態。 最近の僕はもうなんていうか、オナニーをしていても前半で失速し、 「オレは何をやっているんだろう」 と、愁訴を訴えることが多く、若くしてもうインポテンツになってしまったのではないかと夜な夜な泣いていたら近所から苦情が来た。嘘だけどね。 確かに最近の僕はオナニーどころの話ではないくらい、異常事態に見舞われている。常識人の方から見れば 「おいお前、自慰行為に耽っている場合ではないだろう」 と言われるような状態ではある。しかし、そういうときだからこそオナニー、自慰、つまり自分を慰める行為が必要なのではないかと、声を大にして言いたい。 そこで僕は、現在自分に起きている異常事態をやや楽観的にとらえてみた。つまり、僕が何となくインポテンツっぽいのは決して精神的なストレスからくるのではなく、僕のPCに所蔵されている100を超えるわいせつ動画、これを見過ぎて、こいつらに飽きが来てしまったからではないだろうか、そう考えたのである、なんたるポジティブ。 そこで、新規にわいせつ動画をゲットするべく、違法ダウンロードソフトを立ち上げてみたのだけれど、欲しい動画がなんか全然落ちてこない。 「残り時間 16日」 などと表示されている。おいボケ、16日後のオレが、その動画を今と同じ気持ちで見たいだなんて保証がどこにあんのじゃ。 僕は憤慨した。憤慨すると結構頭って冴えて来るもので、ひとつの解決策に行き当たった。そう、TSUTAYAである。 早速とるものとりあえず、家を出発。偉いもんでTSUTAYAに到着したときには既に半立ちの状態であった。階段を駆け上がり、 「ここから先はエロい物しかありません」 という注意書きのカーテンをくぐると、そこには本当にエロいものしかなかった。先客が一人居たのだけど、彼は僕が入室する瞬間まで股間を触っていたような気がする。若いって良いよね。 さて、僕は早速物色を始めた。レンタルビデオ屋でアダルトビデオを借りて、それがしょうもなかったときの悲しさと言ったら、フォアグラがそんなに美味くなかったときのそれに似ている そんな憂き目に遭いたくなかったので、僕はもう必死に物色をした。 熟女コーナーに 『デリ夫人』 という、デヴィ...

Awesome in the World.

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『Rapper Flight Attendant』 退屈な、フライト前の説明をラップでやってしまうフライトアテンダント。 こうやって、お客さんの注意も引けるし、なによりなんだか楽しくなってしまう。 日本じゃできないなぁ、こんなこと。 『JK Wedding Entrance』 友人の結婚式の入場のために、友人たちが行ったサプライズ。 こんな友達に囲まれて、幸せだろうな。新婦が出てきたとき、泣いてしまいました。 『Amazing blue shipping container camera!』 町中に突如現れた 巨大カメラ 。 被写体になったのはあるカップルなんだけど…オチが素敵。 & ↑ 2種類のランキングに参加中です。

唸れ、オレのイングリッシュ。

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スウェーデンからの客人、 オーラ&アニー の2名との英会話で、既に脳髄に鈍痛を覚えるほど低い僕の英語力だというのに、突然、オーラ&アニーが北京で出会ったというスコットランドからの贈り物、 ボビー&カースティ の2名が追加されて、合計4名のイングリッシュスピーカーを独りで市中引き連れて僕は神戸を徘徊した。 イングリッシュスピーカーはなんかしらんけど、声がでかく、それに加えてアニーという女の子はとにかくフレンドリィ。フレンドリィが服着て歩いてるような女の子なので、例えば事務的にレジをこなすコンビニエンスストアの店員に、後ろに行列を待たせながら 「アリガトゴザイマシタ? アリガト? イタダキマス?」 と覚えたて、かつ、うろ覚えの日本語で笑顔で話しかけてしまうアニーを 「もう大丈夫だよ」 とたしなめながら、病的なまでに心配性のオーラが広島までの行き方を何度も何度も確かめてくるのに 「それがベストプランだよ」 と答えながら、本日いきなり極寒に襲われた神戸にTシャツ1枚で乗り込んできたボビーを 「大丈夫?寒くない…わけないよね」 と気にかけながら、日本の文化に興味津々まくりのカースティに 「神社と寺の違い」 、つまり 「神道と仏教の違い」 ついて、 「死生観」 の側面から説明するということを全部英語でやっていたら脳髄がどろどろに溶けて耳から出てきたので耳栓をしようとしたけど、耳栓をしてしまったら、彼ら・彼女らからの質問に答えられなくなるので僕は耳栓をしなかった。だから脳髄がナクナッタ。 体が冷えてしょうがないので雑貨屋に入り、アニーの 「ホワイトニング剤の入っていない安価なファンデーションが欲しい」 という希望に応えるべく、三葉さんのためにもしたことないのに、化粧品売り場で化粧クサいおねいさんに質問しようとして、ずっと英語で話していた僕は、おねいさんを 「Hey!」 と呼んでしまって、 「何調子乗ってんだよ、この青二才」 みたいな顔で見られて落胆しているうちに夕餉の時間になった。 外国人をもてなすときに一番苦労するのが食事であるが、実は、 「外国人にはお好み焼きを食わせておけばいい」 という必勝パターンが僕にはあるので、友人が経営するお好み焼き屋に行ったら、友人に 「いつの間に国籍変えたんや?」 と言われてしまったあとも、英語の1人称は 「I」 だけだけども、日本語...

背もたれの件。

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関西国際ウルトラスーパーミラクル空港に向かっている。 教えていただいた3つの行き方の中からリムジンバスを選ばせていただいた。船と大阪が苦手だからである。教えていただいた皆様、ありがとうございます。 さて、このリムジンバス、1,900円もふんだくってくれやがっただけのことはあって、神戸市営バスとは乗り心地に雲泥乃差がある。念のために言うておくと、リムジンバスが 『うん』 で、神戸市営バスは 『でい』 である。 このリムジンバス、まず前後の座席の間隔にゆとりがある。神戸市営バスなんかはクソなので、前後の座席をドミノくらいの幅しかとらず、その幅は僕の足の付け根から膝までの長さより短いので、僕がどれだけ椅子に深く腰掛けても、ひざ小僧が前の座席の背もたれの裏部分の金属製の面に押し付けられて、 「ひざ、いたいいたい」 になるので、僕は神戸市営バスに乗るときは、椅子に浅く腰掛け、股をご開帳、通路に片足を投げ出すようにしているため、 「なんてマナーの意識が低い野郎なんでしょう。注意しようかしら、いや、やめときましょ。この人、なんか、なにしでかすかわからない顔貌をしているから」 みたいな目で、豚みたいな顔した婆に睨みつけられたりする。 なんて悲しい話だ。足を中に仕舞ったら、膝が痛いんだよ。結構、3日間くらい痛いときもあるんだよ。 なんてことを言うと必ず 「足が長い自慢ですかー?」 とすぐに言うてくる人がいるが、そういう人は、人の痛みのわからない人間、自分以外の人間が抱える悩みなど、悩みではないと考えるようなだから幼稚園からやり直しなさい。 さて、そんな糞味噌な神戸市営バスに比べて、リムジンバスはゆったりとしている。バスの座席で足が組めて、膝が前の座席に当たらないなんて夢のようである。さらによくみれば、前の座席の背もたれにはドリンクホルダーが設置されている。さすが、僕から1,900円ふんだくっただけのことはある。こんなことならごみ箱で空のペットボトルを拾ってきて、トイレの水で満たして、ドリンクホルダーを活用すべきだったなぁ。 至極快適なリムジンバスの快適さはそれだけにとどまらず、なんと背もたれが倒せるのである。今まで背もたれが倒せる乗り物なんてあっただろうか、いや、ない。少なくとも僕は、背もたれが倒せる乗り物なんて寡聞にして知らない。 だから僕はウハウハに...

派遣切り切り。

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サブプライムローン問題に端を発した世界恐慌の渦に飲み込まれる我が国ジャポン。出口のない暗黒海路を日和もなく彷徨い歩く労働者の群れ。 僕なんかは、サブプライムローン問題のことをよく知っとる から、必然現在の労働者の境遇が看過できないほど劣悪大ピンチだということがよく理解できる。ホンマに大変やなー。 そういう僕だから情報収集に関して枚挙に暇がない。は!しまった! 「枚挙に暇がない」 を使いたくて、全然間違った使い方をしてしまった。恥ずい。 先日もニュース番組を観ていたら、やっぱりやっていて、労働問題。 なんでも、おびただしい数の派遣労働者たちが雇用主からの突然の解雇通告を受けて、うろきてもうてるらしやないか。あ、ちなみに 「うろきてもうてる」 というのは、関西弁で 「愕然として狼狽えている」 ぐらいの意味です。アクセントは 「ろ」 です。僕は 「えらいこっちゃ」 と思って、言うて、テレビにかぶりついた。 派遣労働者の直面している現実は、甚だしく劣悪最悪であった。 少島義明 (すこしまよしあき) さんの例を見てみると、悲惨であった。 少島さんは今、大手三菱重工でパイプを切断する仕事を仰せつかったはる、36歳でバリバリの派遣労働者である。彼は28歳から8年間パイプを切断し続けていて、時給1,100円。少しく心許ない金額である。 ナレーターの話に耳を傾けてみると、彼は偉いので、雇い主が用意した寮に入居しており、月々3万5千円もの大金を上納しているという。寮住まいで光熱費が不要であるとは言え、3万5千円といえば大金である。350円のものが100個買えることを想像してみればわかるでしょ? これを住居費として搾取されているというのは、本当に可哀想である。 そういう卑劣な搾取の憂き目に遭い続けた結果、ナレーターに寄れば、彼が月々自由に使えるお金というのが、たった13万円しかないというから驚きである。13万円で一体何ができるであろうか。食費を1日4,000円に切りつめても12万円かかってしまう。もう1万円しか残らないのである。それにたまにはピンクサロンやソープランドの類にも行かなアカンし、キャバクラにも通うだろう。そしたらキャバ嬢のおねいさんとねんごろになるため、携帯電話でバカスカ電話をかけなアカンから、電話代はまぁ、概算で4万はいくな。スターバック...

神を斬りたい。

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毎日鬱々としている。前髪が伸びすぎているからである。あまりにも伸びすぎた前髪は、僕の右目を隠して、僕は鬼太郎みたいになってしまって根暗になった。また、僕は鬼太郎と違って眼鏡をかけていて、伸びた毛先が眼鏡のレンズを汚してくるため、視界はダブルパンチで最悪である。 こうなってくると何をするにもやる気が出ない。朝起きて、真っ先に前髪が僕の顔面に覆いかぶさってくると、 「そんなことならもうあと30分寝てやるからな」 という退廃的な気持ちになって、結局会社に遅刻する。当然人事部に呼び出されて 「おいお前はなんで遅刻するのだ、あとお前のその前髪は一体なんだ」 とダブルで叱られて解雇。 僕は流浪の身になって深夜の繁華街を徘徊していたら、警察官に呼び止められて 「おいお前の顔は怪しいぞ。意図して前髪で顔面を隠しているようなところが、より一層怪しい」 とさんざ怪しまれ、職務質問。 仕事を訊かれて 「む、無職です」 と言うと余計に怪しまれるので 「ロックンローラーです」 と答えたことが裏目に出て 「射殺します。なぜならロックンローラーは社会の害悪だから」 と言われたことに慌てて、 「わわわわわ、嘘です。僕はロックンローラーじゃありません、無職です」 と言ったのだけれど、 「無職? なら射殺する。なぜなら無職のような非生産的な存在は、現在の深刻なるわが国ジャポンの不況下においては害悪でしかないから」 と滑らかに言われるので 「なななななー、嘘です。僕は社会人です、実は社会人なんです。こんな前髪なんかで暮らしていたら、いつか会社に遅刻して、それで解雇される、いわゆる前髪解雇の憂き目に遭ってしまうなぁって思いながらブラブラしていただけなんです」 と真実真正を述べたら、 「そうか、前髪に関しての自覚はあるのだな、ただの虫けらかと思ったのだけれど、どっこい、賢い虫けらじゃないか。ということで、害虫駆除を始めます」 とまたぞろ拳銃を向けられたので、 「何言うたってワシ撃たれるんやないか!」 と絶叫してその場を逃走。 帰宅したはいいものの、相変わらず前髪が視界を遮っているので、ここが本当に自分の家なのかどうかわからなくなった。 という風に、自分に起こってもいないことを、あたかも自分に起こったことのように書いてしまうのも、これは前髪のせいである。前髪が目の前に広がる現実を霞ませるの...

記念日の再定義。

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例えば、一見華奢にみえて、弱気な担当者にちょっとふっかけて、強気な見積書を出してみたところ、そいつは弱気に見せといて元ヤン、元々ヤンキーだったというそんな担当者の逆鱗に触れ、唐突にパチキかまされて折り畳み椅子でシバき回され、ケツのアナルに3色ボールペンを突き立てられ、突き刺さったボールペンを中に打ち込まれるような角度でケツを踏まれて、 「おととい来やがれ、どさんぴんがっ!塩持てこい!塩持てけつかれ!」 という怒号に追い出される形で取引先をしくじる。 こんなことも、社会人、社会民なら一度や二度はあるだろう。会社に戻れば既に、さっきの逆鱗アナルハンマー担当者が貴殿の上司に電話を入れており、その内容たるや事実無根の冤罪以外のなにものでもないのだけれど、貴殿にはもはや申し開きをする気力はなく、ただケツに刺さったままの3色ボールペンを抜くべきか、家に帰るまでそのままにしとくべきか、帰り道に医者行くべきか、そればかりに気を取られ、上司の怒声も分厚いぶよぶよの膜の向こうから聞こえてくるような感じで、そんな貴殿はたぶん涎を垂らしていたり虚ろな目で最近配属されてきた巨乳社員を眺めていたりもするだろうし、そんな無反応・無反省な貴殿を見て怒髪天な上司が目ざとく見つけたのは、最前から貴殿のケツのアナルに突き刺さったボールペンで、上司はニヤリ笑ったかと思うと思い切り狙いを、貴殿のケツからまっすぐ伸びる 「赤・黒・シャーペン」 のボールペン、その頂点に狙いを定めて、蹴りを、足の裏による蹴りを、思い切り繰り出そうとする…のが貴殿に瞬時に伝わって、 「ぎゃあぁぁ!やめてーっ!そこはもう、そこはもう限界のレベルぅ~!」 と貴殿は泣き叫び、喚き散らして逃走。取るものとりあえず逃走した貴殿は、ケツからボールペンをぶら下げたまま早退。 早退したとなると妻を心配させるから、いつもの帰宅時間になるまで、砂場と鉄棒とイカをモチーフにした気味の悪い総合遊具しかない名も知らぬ公園でぼーっと立っている。貴殿は立つしかない。ケツにボールペンが刺さっていてどこにも座れないからね。 22時30分。公園で、ケツのアナルにボールペンを突き立てたまま8時間棒立ちを続けた貴殿はそれでも男だから、マンションの正面玄関から中に入った瞬間、精一杯気持ちを切り替えて、ボールペンも引き抜いて、全力の笑顔でいつものように 「ただい...

人を呪わんとして墓穴掘る。

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僕の朝はいつも、 「鍵、どこ行ったんじゃい!ボケェェェ!!」 で始まる。出立ぎりぎりで余裕がないときにいつも鍵がないことに気付く僕は、本来家を出なければならない時間から2、3分遅れて家を出ることになる。朝の2,3分、これはでかい。命取りになる。ので、結果 「絶対、昨日、あんなとこに、鍵置いてなかったわぁぁぁぁぁぁぁ」 と叫びながら駅までをダッシュしなければならなくなるのでとても疲れる。 とても疲れるから、せめて電車では座りたいと思うのだけれど、どうにもこの辺りの社会人は、みんな大阪で働くことをハイソサエティのステータスだとでも感じているのか、僕が乗る電車はいつも混雑している。混雑はしているのだけれど、満員でギュウギュウというわけではないので、ついつい 「あわよくば感」 を感じてしまう僕は毎日電車に乗るなり周囲をキョロキョロと見渡して、電車が駅に到着する度に、どこかの座席が空かないかと目を光らせている。 昔は誰かが席を立ったと見るや、ダッシュでその空席を確保しようとしていたのだけれど、電車の中でダッシュをしようとしてもなかなか加速できないとわかってからは、空席に向かって持ち物を放り投げ、まず持ち物が空席に着地してから着席するという暴挙に出ていた時期もあった。しかし、一度その一部始終を目撃していた老婆にこっぴどくしかられてからは持ち物放り投げ作戦を諦め、封印し、新しい作戦、その名も 「僕もこの駅で降りる人なんです…と見せかけて作戦」 を決行していてこれがわりと功を奏している。 「僕もこの駅で降りる人なんです…と見せかけて作戦」 の説明は難しいのだけれど、とりあえず、混雑する電車の中でも、必ず長座席の前に立つように心がける。ドア付近ではだめ。8人掛けの座席の真ん中あたりまでぐいぐい進んで、とりあえずつり革を握って立っておいて、座っている8人の頭を厳しく監視しておく。 すると電車が駅に近づくにつれ、いそいそと電車を降りる準備を始める人が現れる。それを見つけた僕は、まるで自分もその駅で降りるかのような感じで 「すません」 とか言うたりして、座席で降りる準備をしている人間に近づいてゆく。 基本的に、座席が空いたとき、次にその座席に座って良さそうな人ナンバー1というのは、その席の真正面に立っていた人である。目の前の人が席を空けたら、そこに座る。これをとがめる人は...

新党「たちあがれ日本」旗揚げ について。

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「たちあがれ日本」 という政党は、仮に将来、日本ががんばって、ちゃんと立ち上がってしもたあとはどうするつもりなんだろう。存在意義がなくなってしまう。街頭で 「こんにちは、たちあがれ日本です」 言うても、 「は?もう立ち上がってますけど」 と言われて終わり、そしたら 「たちあがれ日本」 の人たちはメシを買う金に困ってしまうじゃないか。 ということは、つまり、 「たちあがれ日本」 という政党は、 「たちあがれ日本」 とは言うものの、その実、本音ではあんまり立ち上がってほしくない、このままの状態でいてほしい、立ち上がられたら困る、白米が食えなくなる、しばらくの間は立ち上がらないでいて欲しいというのが本音なのかな。 & ↑ 2種類のランキングに参加中です。

名を『クオリア』という

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「クオリア」 という概念がある、エアコンの名前ではない。徳永英明のヒット曲でもない。 トマトや苺やりんごを見て、 「赤いやつ」 と思ったり、空を見て 「青い」 と思ったりする、 「感覚に伴った鮮明な質感」 のことを 「クオリア」 と呼ぶらしい。 トマトや苺っつったって、ヘタは緑だし、りんごも下半分は意外に白かったり緑だったりする。そういったとこらへんを度外視して直感的に 「赤いの」 と思う。空だって白い部分もあれば、黄色、赤の部分、夕空もあるのに、 「青」 と言えてしまう感じ。 この仕組みをクオリアと呼ぶんだそうだ。 たぶん 「青い海」 と感じるのもクオリアによるものなのだろうし、 「マシュマロみたいなおっぱい」 という言葉を聞けばだいたい、その感じがわかるのも、クオリアによるものなのだろう。 さて、そんなクオリアなんだけども、色んな賢い人が今、懸命に研究をしている。それこそなぜ、 「赤いだけじゃないリンゴを見て 『赤』 と認識するのか」 について、叡智が必死に研究をしている。中には父親参観だとか、炊事洗濯だとかも省みず、日夜各々のやり方で研究をしているのであろう。 それなのに、実は、クオリアの仕組みについては、もう全っ然わからないらしいのである。 リンゴを見て 「赤いやつ」 と考えてしまう理由が、もう全然わかんないのだという。 また 「わかる」 だけではなく 「説明できる」 というのも研究には大切な部分であり、今まで多くの学者が何度もわかった気になって 「論文発表」 という形で説明を行なってきたのだけど、今度はその説明が、よくわからない、穴が多い。みたいなことになってきちゃって、いよいよクオリア研究は暗礁に乗り上げた。 すると、研究があまりに進まないせいで、議論が矛先を変え始めて、例えば 「ってゆーか、オレの専門ちゃうし、は?マジで、は?」 みたいなことを言い出す輩が出現してきたのである。 「クオリア」 というのは素人目には脳科学の扱う分野に見えるのだけど、なんだったか、詳しいことを度忘れした…というか、理解できなかったのだけど、それこそ物理学とか、なんちゃら科学みたいな分野にも当てはまらないこともない、そもそも、 「クオリア」 自体の正体が全くわからないのだから、逆にどんな分野にも当てはまっておかしくないのである。 最初は...

所ジョージがええこと言うてた。

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所ジョージが、テレビ番組で、「男の美学 3箇条」を挙げていて、それがかっこよかったので、記しておく。 【所ジョージの男の美学】 1)昔話はカッコ悪い。 ⇒今かっこいい男は、わざわざ昔の話をしない。むしろ、今かっこいい男の場合、話を聞いている側がその人の昔話を聞きたがる。自分から昔話をするのはカッコ悪い。 2)8割の確信を持ってから夢は語る。 ⇒なにもしないで夢ばかり語っていてはいけない。子供が、なんとなく 「野球選手になりたい」 と言うのと同じレベルである。 努力をして、8割方叶うと確信してから夢は語らなければならない。 裏を返すと、 「語った夢は叶えなくてはならない」 3)いつも女性が正しい。 ⇒女性はいつも現実を見ている。 ちなみに、ビートたけしが所ジョージの奥さんを絶賛。 「かっこいい男は必ず、縁の下で、ものすごく素晴らしい女性に支えられている」 という名言も出ていた。 残念なことに、僕には何一つ当てはまっていなかった。 & ↑ 2種類のランキングに参加中です。

再生回数1,000回突破記念 超訳『セツナレンサ』

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僕のiTunesの中で、RADWIMPSの 『セツナレンサ』 という曲の再生回数が、 1,000回 を超えた。 2位の『ヒキコモリロリン』でさえ、600回台なのだから、この偉業は讃えられるべきである。 1,000回も聴いてきた『セツナレンサ』なので、ギターパート、ベースパート、ドラムパートを諳んじて鼻すさべるようになっているのだけど、この曲は逆に歌詞がわかりにくい。ほとんど英語だからね。 でもやっぱ、そこは1,000回も聴いてきたのだから、僕なりの解釈でもって、この英詩を「超訳」でもって翻訳することが出来るのではないか、そうすることが1,000回も僕を楽しませてくれた『セツナレンサ』にできる、一番の恩返しではないか、そう思ったので、ここに 超訳『セツナレンサ』 を記したいと、思います。 よろしくお願いいたします。 『セツナレンサ』/ RADWIMPS ♪I was about to fall into this place where I can never crawl up♪ → 僕なんてもんは、もう己の腕力では這い上がってこられへんような再三地獄に堕ちかけそうになった。むっちゃ嫌なことである。 ♪I should've been to Hollywood and meet Eddie Murphy and say 'tike tike yo tike tike yo kiddy yo Hi Mr. please entertain us'♪ → こんなはずじゃなかった。ハリウッドに行ってエディ・マーフィーに会うて、『おぇ、おぇ、儂等みたいなガキを楽しませてくんろ』って言うときたかった。 エディ・マーフィー、あんまよく知らんけど。 ♪Why am I be the only bitch who's sick and black of this shit and flak And why do you asking me this homey quiz♪ → 糞、糞尿、地獄の最果てみたいなところで頭がぐしゃぐしゃに病んじゃって、それはまるで、黒ん棒のビッチにでも、頭がなってしもたようでした。 それになんでこんな気軽に質問するの? 僕はあなたのことをそんなに知らないし、ほぼ初対面なわけやん? ドトー...

またやってしまった。

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今日は昼餉に素麺を誂えて機械的に食い、さすがに最近学んできたので、食べたその足で、洗い物を行った。満腹の状態で、家事をこなすことは非常に苦しい。 しかし、洗い物にも徐々に慣れてきているのか、速度が速まっているようで、ものの10分で終わった。ものの10分で終わる作業を、これまでどうして2日後とかにやっていたのだろうか。バカだなぁと思いながら、エプロンヌで手に付いた水滴を拭いながら、ソファにどかっと腰かけて、もの凄く偉そうにリモコンを操作、テレビをつけると、画面にバルーンアーティストが姿を現した。 僕は、基本的にアーティストと呼ばれる人に弱いし、卓抜した技術のわりにその知名度が低ければ低いほど、無条件で愛してしまう傾向があって、そのバルーンアーティストは、僕のお眼鏡にうってつけだったので、僕は、一瞬で彼女ら、井上夫妻を溺愛するに至った。 井上夫妻の場合、結婚前から奥様がバルーンアートを始めていた。その、バルーンへの情熱は並々ならぬものがあり、日本中を軽トラで錯綜、津々浦々の広場にて、風船を使ったオブジェを作っていく。 バルーンアートと聴くと、ウィンナーみたいに長い風船をキュッキュキュッキュと握っていって、プードルだのなんだのを作るのが有名だけど、井上夫妻のバルーンアートはそゆんじゃなくて、普通の風船をたくさん使って、組み合わせて、大きなオブジェを作ったりするタイプのやつである。 ちなみに僕は、あの、キュッキュキュッキュしながら作られるバルーンアートは大嫌いだ。なぜなら、あの 「キュッキュキュッキュ」 という音がダメで、僕は本当に駄目なので、例えば道ばたであの音を聞くと、その場に膝から崩れ落ちてしまうほどに、抵抗を覚えるのである。 閑話休題。 奥様は、そんな風に全国を風船と夢を膨らませながら行脚しており、そんな道中でご主人と運命の出会いを果たすのである。バルーンアーティストというのは、とても華やかに見えるけれど、風船を膨らませる重たいボンベを持ち運ばないといけないし、膨らんだ風船の口を括るのには、思いの外力がいる。 サーファーとして名を轟かせ、肉体力には自信があったご主人が、奥様の力仕事を手伝うようになるのは、ごく自然なことだったし、そこから二人が結婚に至るのも、あっという間であった。 その後、ご主人がバルーンアートにはまっていき、二人...

糞の潔さ。

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深夜、公園のベンチ脇に立て看板を見つける。 「犬の糞は飼い主が持ち帰りましょう」 と書いてある。 僕は立ち上がり、看板に近づき、覗き込むようにして看板に書いてある文字の、その中でも 「糞」 という漢字を凝視してみた。 「糞」 という漢字を改めて見てみると、頭に 「米」 という文字を冠して、下に 「異」 という文字を履いている。 つまり、これは訳すと、 「私は米じゃない」 という意味になるのである。 僕は「おぉ…」と声に出して呟いた。隣にいた野良猫が逃げてった。 「米」と言えば、日本人にとって食事のシンボルである。 しかし「糞」という文字はその食事としてのシンボルに対して文字通り「異」を唱えているのである。 つまり「糞」という漢字は、自らを「私は食べ物ではありませんよー」、「私は食べられませんよー」、「私を食べないでくださいねー」、「私を食べたら、いやな気持ちになりますよー」と身を挺して訴えているということがわかる。 「食べられない」という意味の記号である といっても過言ではないのではないだろうか。 スナック菓子に入っている「食べられません」のシリカゲルの袋にも、 もう 「糞」 って書いときゃいいんじゃないだろうか、とさえ思う。 しかしまぁ、「糞」が今、必死にそれを訴えざるを得ないのも、現実社会にはまだまだ糞を食うて笑てる阿呆がたくさんいるからだろうね。 それにしても「糞」、潔し。あっぱれ。 & ↑ 2種類のランキングに参加中です。

イースターの滅亡要因。

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過日、ティーヴィーショーで僕の大好きなイースター島を特集していたので、もう食い入るように見たったわいや。 「なんでチミはイースター島なんか好きなの?」 と訊かれたら、僕はそいつをドツき回す。つまりドツいた上に回転を加えて、地面、アスファルトに叩き付け、戦慄いたそいつの土手っ腹に腰掛けて 「眠たいことをぬかすな、白痴」 と言い放って煙草に火をつけ、そいつの双鉾を灰皿にする。とまぁ、こうキメるやろうね。 僕の友達、めっちゃ怖いやつ、めっちゃたくさんおるんやからな。 僕がイースター島が好きな理由は、もちろんイースター島にはモアイ像がおるからで、モアイ像は各種様々、色とりどりな謎を包含していて、ロマン。ロマンであるよ。 昔、響野がロマンはどこだ?って言ってたけど、ロマンはイースター島にあるぜよ。響野って誰やねんって言うてるお前に、じゃあ訊くけど、お前は誰やねん。 モアイ像に関しては、ホント不思議。存在意義がわからん。 あんな、全長3.5米、20豚なんていうデカいものを、なんで造ったのかがはっきりわからへん、わからへん理由は、イースター島出身者がほぼ壊滅・死滅・絶滅してもたから。 島民が残した板きれ 『コハウロンゴロンゴ』 に書かれている文字を読める人もおれへんようになってもて、もう真相は闇の中なのである。である。 そんなイースター島を特集するっていうので、僕はもうキャッキャキャッキャと盛り上がり尻上がり。クッションをバンバンどつきまわしながら、ナレーションである緒形直人の言葉に 「おぉ、おぉ、ほいで?ほいでほいで?」 つって、しばらくは機嫌良く応答していたのよ、しばらくは。 しかしやがてどうにも雲行きが怪しくなってきた。 それは、緒形直人がイースター島の島民たちについて、彼ら彼女らがインカ帝国からの移民であるという学説を話し始めた辺りからだった。イースター島にある石壁、石をぎょうさん積み重ねて造った壁というのが、これ非常に精緻精細に誂えられており、継ぎ目には剃刀の刃一枚も通せないという。これは、当時の文化レベルではちょっと無理なんちゃうかなぁ、なんぼなんでも…と学者陣、皆首をそろえてこれを傾げていたのだけど、その当時、唯一そんな仰天な石壁を造れる技術を持っていた国があって、それがインカ帝国だから、だからイースター島の島民はインカ帝国からの移民...

全員がアホ。

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昨日テレビのニュースを見ていたら、年代別の「死因」について取り上げていました。 女子アナが沈痛な面持ちで見せたパネルによると、 ○10代 1位:不慮の事故 2位:自殺 ○20代 1位:自殺 2位:ガン ○30代 1位:自殺 2位:ガン ○40代 1位:ガン 2位:自殺 ○50代 1位:ガン 2位:自殺 ○60代 1位:ガン 2位:自殺 という表でした。 んなら女子アナはパネルを見せながら「ご覧のように40~60代ではガンが1位なのですが、20代、30代ではなんと、自殺が1位なのです」と実に嘆かわしく呟いて、司会の関口宏が「これは…」みたいな悲しい感じに絶句して、スタジオ全体がブルーな雰囲気になったのを見計らって、女子アナが「今、若い人たちの間に何が起こっているのか……取材しました」っつって沈痛。 場面が変わって、社会で苦悩する若者と、それを救うべくセクハラ・パワハラ・サービス残業などを駆逐し、労働環境改善のために立ち上がるNPO法人についての密着取材の模様が流れ始めたのを見て「待て待て待て」と思いました。 思いましたし、言いました。 20代・30代の死因が「自殺→ガン」の順番で、40~60代が「ガン→自殺」の順番になってる表を見て、なんで「若者が今、めっちゃ自殺してる」ってことになるねん。その表でわかるのは、どう考えても、 「年齢に伴い、ガンで亡くなる人が増えてる」 ってことやないか。アホか。見てみぃ、40~60代でも「自殺」はがっつり2位に食い込んできとるやないか。 「け、しゃらくせー」と言いながら発泡酒を呑み呑みVTRを見ていたら、NPO法人の幹部が出てきて、現在、若い会社員を取り巻く環境が決してよくないこと、毎日のように自分の職場環境に対する悩みの電話が事務局に寄せられていること、弱者は泣き寝入りせず、結束して今こそ戦わなければならないことを口角泡飛ばしながら熱弁していましたが、そいつは、おもくそ現役大学生で21歳でした。 お前、なに知ってんねん…。 マスメディアも女子アナも、関口宏もNPO法人も、大学生に夜な夜な会社の悩みを相談してもてる社会人も、全員もっとしっかりせぇ。 & ↑ 2種類のランキングに参加中です。

ブリュターニュ地方のやむにやまれぬ事情。

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NHKを見ていたら、フランスのブリュターニュ地方の民族衣装に関するドキュメンタリーをやっていました。 ブリュターニュの女性は、古来より 『コワフ』 という帽子をかぶっていました。 『コワフ』 『コワフ』は真っ白なレースのカーテンみたいな帽子です。きめこまやかで美しい模様と形状が特徴的なのですが、模様と形状は地域によって全く異なり、ある地域ではベールの形をしていたり、ある地域ではコック帽の形をしているため、その土地土地のシンボルでもあるのです。 かつてブリュターニュの女性たちは、自分の故郷ならではの『コワフ』を当たり前のようにかぶっていたのですが、産業革命以降、発達した鉄道により、ブリュターニュ地方の人々がパリのファッション文化に触れるようになると、『コワフ』は徐々に衰退し、今ではほとんどかぶる人もいなくなってしまったそうです。 テレビでは老婆3人が、『コワフ』をかぶらなくなってしまった若い女性を嘆き、カメラに向かって息つく間もなく、メッセージを伝えていました。 「『コワフ』は先祖代々この土地に生きてきた者たちの伝統、証なの」 「そうよ、だから毎日かぶらなければいけないの」 「そう。『コワフ』は先人の教え。そして先人のご加護なの」 「若いあなたがた。現代のファッションもいいけれど、『コワフ』を忘れてはいけませんよ」 「『コワフ』だけじゃないわ。民族衣装も着なければダメなのよ」 「そう、民族衣装は必ず着なければダメ」 「民族衣装は先祖が子孫に残した宝物なのよ」 「そう、民族衣装の場合は必ず着なければダメよ」 「『コワフ』は別に毎日着なくてもいいわ」 「そうね、その通り。『コワフ』は毎日かぶれないかもしれないわね」 「そうね、毎日は厳しいわね」 「いいのよ、『コワフ』は毎日かぶれなくていいから、民族衣装は必ず着なさい」 「そうよ、『コワフ』は遅かれ早かれかぶれなくなるの。私たちも年々かぶるのが億劫になってきているわ」 「頭の上まで手があがらなくなるのよ」 「ねー」 「そうよ。だから『コワフ』は無理にかぶりなさいとは言わないわ。民族衣装を着なさい」 「そうよ、みんな、民族衣装を着なさい」 いつの間にか『コワフ』はいいから民族衣装を着なさいになっていて、NHKは時々真顔でこんな放送するもんやから、ぼくは面白く...

ル・トワレ・カタストロフ。

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あまり女性の方は知らないことなのかもしれませんが、女子トイレなんかを、おばはんがよく掃除しとるでしょ? 男子トイレの場合、そのおばはんがそのままやって来ます。 これはおかしいでしょう。なにをおばはんは普通に男子トイレに入ってきて掃除始めとんねん。逆を考えたらわかるやろ?っていうか、ぼくはむしろ逆の方、つまり女子トイレを男が掃除するのはそんなに大したことじゃないと思います。 だって、女性はみんな個室に入るわけで、個室に入ってりゃ問題ないわけで、おっさんはもちろん空いてる個室から掃除していきゃいいし、独自の男性的嗅覚で盗撮カメラを見つけて「あぁ、これはわたしたち女性にはわからなかった場所だわ、あーざす」となるかもしれんし、おばはんが掃除するより、むしろいいかもしらん。 しかし男子トイレではそうはいかんよ。個室なんてうんこにしか使わへんし、つまりそこでは日夜、男がチンコをむき出しにして、何からも守られることなく用を足しているのです。 ぼくら男性が望む望まざるに関わらず、ぼくらの大事なチンコは、もはやいつでもおばはんの手の届くところにある、そして一度始まった放尿を止めるのはなぜかむっちゃつらいから、万一おばはんがぼくが放尿を始めたのを見計らって「ほっほーん、これが貴様のチンコですか…」つって手を伸ばして来たら、ぼくはいやんいやんとケツを振るとかしかでけへんし、そんな些細な抵抗ではぼくのチンコはいずれおばはんの手中に収まるだろう、あかんではないか。 昔、ワダワーダワーダダ氏とスーパー銭湯に行ったとき、露天風呂を満喫して、さぁいよいよぼくたちが中に入るときが来たぜ!ってふざけながら建物に向かってたら、中へ入る扉を女が掃除していたんだけど、あれは確実に20代だったんだよ。ぼくらは恥ずかしくて、小走りになりました。 このように、昨今の女性からのセクハラは看過できないものがあります。議長。 & ↑ 2種類のランキングに参加中です。

洗濯の必要。

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そもそも洗濯機を外にしか設置できないというのが問題で、昔は川で洗っていたんかなんだか知らんが、一度でも 「じゃあこれからはそれぞれ、各家庭で洗うということで」 となったんなら、もう家の中に、屋内に運びこまなアカンかったのに、うちの洗濯機は外にある。 コンセントは中にあるから中からのコードをピィーンって外に引いていて、結局それにつまずいて和室に洗濯バサミやら洗濯籠やらをぶちまけた。 したら洗濯籠が飲みかけの紅茶入りマグカップに直撃⇒転倒。紅茶は畳にぶちまけられて濃い小便みたくなって、僕は露骨にうろたえ、雑巾を取りに台所に行こうとした左足をくじいてバランスを崩して転倒、手をついた場所には先程ぶちまけたばかりの洗濯バサミが、撒き菱みたいに配置してあって3つ手の平に突き刺さる。くじいた左足は畳をすべって濃い小便みたくなってる紅茶ゾーンに到達してびっちゃびちゃになりながら、倒れているマグカップをキック、マグカップは上手に壁に当たって上手に飲み口を欠けさせて軽くスピンして笑っているし。 これはさすがに茫然としても怒られへんやろと、心置きなく茫然としようとしたら、紅茶ゾーンの拡大。急成長。腐海。部屋の脇に置いてあるお布団にじわりじわり迫っていて、僕は茫然もできずに 「やめてー!」 つって、紅茶に、液体に訴えて、でも雑巾は台所にしかないし、辺り一面洗濯バサミ地獄動けないし、で 「あぁもうダメー」 って叫ぼうとしたら突如紅茶ゾーンの拡大、畳の紅茶化がぴたっと停まった。 吉兆や、吉兆やと浮かれかけたけれど、別になんということはない。それまでは横方向に勢力を広げることが楽しくて仕方なかった紅茶たちが、沈み行くことへの快感、 「沈み行くって、えぇわぁ」 に気付いただけのことで、耳を澄ませば紅茶の畳に染み込んでいく音、 「ジミミミミ…」 が聞こえてくる。 びっちゃびちゃの足痛いなぁと半泣きでたどり着いた台所の雑巾、全部濡れ雑巾。 結局紅茶を左から右に、右から左に動かすだけ。エアホッケーみたいになってその間も紅茶は順調に畳を沈んでいって、きっとたぶんいつか付近を流れる芦屋川にたどり着くだろうから、明日は芦屋川で洗濯をしよう。 & ↑ 2種類のランキングに参加中です。 写真と動画のポップアップ機能を実装。「実装」っていう言葉は恥ずかしいけど、もう「実装」っ...