神戸市某地区で最も栄誉ある音楽賞、ヒロニー賞2010発表。

今回は、ヒロニー賞2010の発表を行いたいと思います。
ヒロニー賞は、今年1月1日以降に僕のパソコンに追加された曲の中から、年間を通じてiTunesおよびiPodでの再生回数の最も多かった楽曲に贈られるという、神戸市灘区某通における最大の音楽賞です。

受賞資格は下記の通りです。
1)ひろ兄のパソコン(iTunes)に入っていること。
2)追加日が2010年であること(発売日が2009年以前でも追加日が2010年以降であれば受賞資格有り)
3)プロ、アマ問わず。
早速発表に移りたいと思います。本場グラミー賞とは違い、ヒロニー賞はランキング形式でベスト10をお送りいたします。

それでは、参りましょう。

第10位:Telephone - Lady GaGa & Beyoncé

【再生回数:127回(6月12日 追加)

《寸評》
今年はレディー・ガガとの出会いで明けたような気がします。まぁ、ちょっと遅いですけど。というのも、レディー・ガガ登場当初、僕は斜に構えていて、「イロモノみたいなもんやろ」とむしろ嫌悪感を持っていたのです。しかし、きっかけがなんだったのか忘れてしまいましたが、この、『Telephone』という曲のPVを見た瞬間、体内を電撃が走ったことを今でも覚えています。レディー・ガガはブル中野とかダンプ松本とかアジャコングに似て、わざとヒール感出してるところがありますが、まだ若いからでしょうか、今ひとつヒールに徹し切れていない「雑さ」があります。マドンナに憧れているそうですが、ライブパフォーマンスは「マドンナの劣化版」といった感は否めません。しかし、自ら「Haus of Gaga」という一流のクリエイター集団を率いて、ビデオクリップに並々ならぬ情熱を注いでいる点は評価できます。この『Telephone』もビデオクリップの再生回数が95回ととても多く、これを音楽再生数に加算した場合はもっと上位を狙えたぐらい、「ビデオを楽しめた楽曲」であったと言えます。

ちなみに、今年は「マドンナにハマった年」だと自覚しているのですが、マドンナの最高ランクは20位でした。

第9位:EMI - 寺子屋

【再生回数:129回(11月17日 追加)

《寸評》
RADWIMPSの野田洋次郎が愛用していたスタジオTerraが閉鎖される際にスタジオに感謝の意を込めて有志を集めて作った楽曲です。元イエモンの吉井和哉やギタリストの西川進、ACIDMAN、the telephones、フジファブリック、ストレイテナーからホリエアツシが参加しています。「えみーぃーえむぁーい」っつう言い回しなんかが、野田洋次郎くさいなぁと思います。ちなみに恋人の三葉さんは、「一回終わったと見せかけて、また始まるところらへんが野田洋次郎っぽい」と言っています。僕と出会う前はRADWIMPSの「ラ」の字も知らな方くせに、いっぱしの口を効いて、偉くなったものです。
さて、ここで注目していただきたいのは追加日。この曲、なんと今年の11月中旬に追加されたにもかかわらず、たった1ヶ月半で怒濤の追い上げを見せているのです。年史に追加され、1年間この勢いをキープし続けていれば、首位も狙えたのではないでしょうか、いや、それはないか。最近全然聞いてないもん。

第8位:Misery - Maroon 5

【再生回数:139回(9月30日 追加)

《寸評》
僕は元々「Maroon 5のビデオクリップはボーカルが女とキスしたいがためだけに撮影されているから好きじゃない」と言い続けており、この曲にも女が登場しているという噂を聞いていたので、どうせクソみたいなものなんだろうと思って見てみたら、なかなかどうして、曲が良い。「とぅるるるるっとぅっとぅ〜」という部分なんかは、モロにツボですね。僕は音楽をアルバムで聞く人間ではないです。一曲の、その中でも一カ所、モロなツボがあると完全にハマってしまうタイプの聞き手です。こういう人間を、世間では「ミーハー」と呼ぶそうです。
ちなみに、この『Misery』が入ったアルバムの『Stutter』という曲もその手の「ある一カ所がモロにツボな曲」です。


第7位:携帯電話 - RADWIMPS

【再生回数:159回(6月29日 追加)

《寸評》
2010年、RADWIMPSが発表した2枚のシングル『携帯電話』『マニフェスト』のうちの1曲です。ちなみに『マニフェスト』は圏外です。ほとんど聴いていません。あの曲は全く好きじゃないです。三葉さんも「この曲はイマイチかなぁ」と言っていました。 僕と出会う前はRADWIMPSの「ラ」の字も知らな方くせに、独りで大きくなったつもりなのでしょうか。
ちなみにこの曲も僕にとっては「一カ所がモロにツボな曲」で、ツボ点は「見えもしない〜、聴こえもしない〜」のところです。

第6位:Impacto (Remix) - Daddy Yankee feat. Fergie

【再生回数:168回(6月12日 追加)

《寸評》
ダディ・ヤンキーと言えば、かつて「ガソリーナ」という曲で日本でも話題になったレゲトンです。ちなみに「レゲトン」の意味はわかりません。ヤバトンとは違うんじゃないでしょうか。大切なのは「フィーチュアリング」の部分で、ダディ・ヤンキーの単体であれば入賞はおろか、パソコンに追加もしなかったでしょう。
この曲、タイトルに「(Remix)」とあります。文字通り、リミックス版でして、そこにブラック・アイド・ピーズのファーギーが参加しているのです。申し遅れましたが、2010年は僕にとって「ファーギー応援強化年間」でして、様々な場面で様々な人にファーギーの魅力を語り、見せ続けた1年間でした。そんなファーギーが既婚であるというのは、なんだかやるせないです。離婚してくれとは言わないですが、ナンボか支払って欲しいです。
この曲ハマったきっかけは、やはりビデオクリップです。しばらくの間、ビデオクリップは持ってるけど、曲は持ってない期間があったくらいです。この曲のビデオクリップは別に格好良くないですが、あるシーンで、全身真っ白で露出度の高い服を着たファーギーが、左指の人さし指を噛みながら、右手をヒラヒラ振るという仕草を見せています。この仕草の意味は全然わかりませんが、僕はこれに釘付けになりました。入賞の理由は「ファーギーの指噛み」でしょう。ビデオクリップではなく、曲を聴いてるときも、指噛みシーンのときは、いつもファーギーが指を噛んでいるところを想像していました。


第5位:ハイパーベンチレイション - RADWIMPS

【再生回数:189回(6月29日 追加)

《寸評》
7位ランクインの『携帯電話』のカップリング曲です。
段々寸評を書くのが面倒になってきたので手短にすましますが、この曲も「ある一カ所がモロにツボな曲」で、僕の中で数多ある「ある一カ所がモロにツボな曲」の中でもこの曲は真に「ある一カ所がモロにツボな曲」であると言えます。というのも、この曲を聴いているとき、その「ツボ部」を過ぎたあと、途端に聴く気が萎えるという現象が(僕の中で)多発したのです。ツボ部は「Think of other possibilities」という歌詞のところのメロディラインで、かなり前半なので、後半はけっこう聴いててつらいです。

第4位:やどかり - RADWIMPS

【再生回数:191回(6月29日 追加)

《寸評》
7位入賞の『携帯電話』と同時発売された『マニフェスト』はクソだったのでほとんど聴いていないという話は先ほどしましたが、この『やどかり』『マニフェスト』のカップリング曲です。つまり、僕は今年、RADWIMPSが出したシングル2枚のタイトル曲より、カップリングの方をよく聴いたということになります。というか、この曲に関しては、『やどかり』がタイトル曲、『マニフェスト』がカップリングの方がバランスよかったんじゃないかなぁと思います。
さて、そんな『やどかり』ですが、RADWIMPS史上でも「名曲」と言われている『謎謎』と同じ匂いがします。とにかく歌詞が素晴らしい。
疲れているあなた、年末年始の休みの間に、グダグダ酒でも呑みながら、この曲の歌詞を堪能してみて下さい。あと、メロディラインが童謡みたいにわかりやすく、受け入れやすいのも、この曲の入賞に一役買っていると思います。

第3位:future nova - school food punishment

【再生回数:273回(5月9日 追加)

《寸評》
僕はこのバンドについては何も知りません、何人組なのか、はたまたソロなのかも知りません。この人(たち)の曲はこれしか知りません。ただ、本当にこの曲はよく聴きました。この曲は、映画『劇場版 東のエデン2』のオープニング曲で、僕はこの5月、ふいにアニメ版『東のエデン』にどハマりし、『劇場版 東のエデン1』をDVDで見終わった、その足で21時上映の劇場版2を見に、寝癖も直さず梅田を目指したのです。2日で全てのアニメと1本目の映画を見終わっている僕が興奮しっぱなしで映画館に入り、ワクワクしまくっていたのですが、そこにこの曲が流れてきて、一気に心移りし、映画の内容もそこそこに「早くエンドロール見せろ、早くオープニング曲のタイトル教えろ」という気持ちになってしまっていました。
お陰で映画の内容はほとんど覚えていません。

第2位:Not Afraid - Eminem

【再生回数:310回(5月4日 追加)

《寸評》
華々しくデビューをし、『Marshal Mathers L.P』『EMINEM SHOW』『ENCORE』などのアルバムで一世を風靡、「世界一のラッパー」と呼ばれて以降、離婚→裁判→再婚→即離婚→睡眠薬依存→療養施設入院→薬物依存をネタにした曲ばかりのクソみたいに単調で暗いアルバム『Relapse』(悪性腫瘍や病気の「再発」という意味)をリリースという、絵に描いたような転落人生を歩んでいたエミネムが『Relapse』の次にすぐアルバムを出すと言い出して、そのタイトルを『Relapse2』と言うていたときは、「わかった…もう、別れよう」と僕はエミネムとの別れを決意していたのですが、ある日、EminemがTwitterで『Relapse2』はゴミ箱に捨てたぜ」と呟き、一週間後にリリースされた『not afraid』、つまり「怖れるな」というタイトルと、その曲調を聴いたとき、「わかったよ、もう一回、信じるよ」と独りパソコンに向かって呟いたのを今でも覚えています。その後リリースされたのは『Relapse2』、つまり「再発」ではなく『Recovery』、つまり「復活」だったのがとてもドラマティックでした。

ただ、この曲のビデオクリップはウソみたいにセンスないです。最後、エミネム兄さん、空飛びよるさかいに。


さて、2位までを長々とご紹介してきましたが、ついに栄えある第1位、つまりヒロニー賞2010の発表です。

今年1年、ひろ兄が一番たくさん聴いた曲、第1位はこちらです!



第1位:Because - 菅野よう子 × 手嶌 葵

【再生回数:344回(4月8日 追加)
《寸評》
この曲は本当によく聴きました。ずーっと聴いてました。僕は、眠りに難があるので、寝る前にいつも音楽を流しており、寝るときにうってつけの曲ばかり集めたプレイリストも作っていて、そこにこの『Because』が入っていました。これは大きな勝因です。一時はほぼ毎晩、僕が起きている間だろうが、寝てしまっていようが、必ず『Because』は再生されていたわけです。そこで再生回数を稼いだと言うと聞こえは悪いですが、そういう一面もあります。
ちなみにこの曲は、小栗旬監督の『シュアリーサムデイ』とかいう映画に使われている曲なのだそうです。どおりで「映画CM音楽の女王」こと菅野よう子が絡んでいるわけです。ちなみに「映画CM音楽の王」は僕の中では久石譲ですが、たぶん皆さんの中でも久石譲でしょう?


ということで、今年のヒロニー賞2010は『Because』が獲得しました。
皆さんはどうですか? iTunesで音楽管理をしている方は、スマートリストを作成し、『追加日』『2010/01/01』より『後』である」『メディアの種類』『ミュージック』である」、選択方法を「再生頻度の最も高い項目」としてみてください。今年一年を振り返るのに良いかもしれませんよ。



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