犯罪者や加害者が出版する不思議。
のりピー出版 薬物→逃亡→拘置所綴った → http://bit.ly/hMAAnd よく、何かしら事件を起こした当事者や殺人を犯した加害者の家族が手記を出すことがあって、その度に 「金儲けか!」 と激怒する短絡思考の人がいる。僕も昔はそういう風に考えていたのだけれど、あれって色々と事情があるんやね。 例えば、加害者や加害者の家族が手記を出す理由、これは 賠償金の支払いのため でもあるんだそうな。手記を出版して印税でも手に入れないと、被害者や被害者の家族に賠償金を支払えない。だから、物凄い罪悪感を抱えながら、世間から 「金儲け!」 と揶揄されながらも、歯を食いしばって手記を出すんだってね。 酒井法子も、生きていくためにはお金がいるし、子供も育てていかないといけない中、今は全く仕事もないだろうし、手記の印税に頼るしかないんだろう。もちろん、 「バイトせぇ」 とか 「仕事のない中で必死に子供を育ててる親もいる」 とか、まぁ色々意見はあるだろうし、それもまた正しいとは思うけど、例えば酒井法子がスーパーのレジ打ちの面接に来たとして、んなら店長はまず 「んわ!のりピーやんけ!」 となるだろう。んで、履歴書見せてもらって、賞罰の所に 「覚醒剤不法所持」 みたいなこと書いてあったら、やっぱ雇えない。一般人なら、生きるため、賞罰の欄を空欄にして履歴書を出すこともあるかも知れないけれど、酒井法子にはそれはできない。 どこに就職するにしても、どこでバイトするにしても、酒井法子は酒井法子であるがために、一般人がそうするよりも大変なんちゃうかなぁとは思う。 だから手記を出すのも仕方ないと思う。 ただし、出版の動機を 「たくさんの方に迷惑をかけたから、自分の言葉でお詫びしたい」 みたいな言葉で飾るべきではないと思う。 「お金がないので、生きるため、子供を養うため、他に手段がないので」 と言うべきだ。迷惑をかけた人に 『出版』 なんかでお返しができるわけがない。出版してる暇があったら、執筆してる暇があったら、一人一人の家に行って、チャイム鳴らして、頭を下げるべきだということは誰でもわかる。世間に 「反省している」 ということをアピールしたいのなら、それは間違ってる。 「反省している」 とアピールして、芸能界に戻ってこようと思ってるなら、なんか違うと思う。反省していること...