11.12.2010

睡眠を妨害されて卵が食えない。

Check  
睡眠に難がある僕は、睡眠のために多額の金子をつぎ込んできた。
枕然り、ベッド然り。寝る2時間前くらいからは部屋中の電気を消し、間接照明と友人がフランスから買ってきてくれたアロマキャンドルに火を灯し、心をこれ、落ち着けて、いよいよ睡眠に向かっていくのであるが、こういった儀式的なステップを踏んでいくことで、逆に緊張感が増してしまい、布団に入ったときにはその緊張感がマキシマムに達していて眠れないという矛盾を抱えることも多い。

しかし、最近それ以上に僕を悩ませているのがBGM問題である。
先述の通り、僕は睡眠のためにありとあらゆる施策を講じてきている。もちろん心療内科で睡眠剤を処方してもらってはいるが、あんなものは気休めみたいなものであり、肝要なのはやはり心の安寧である。

それなのに、ベッドの中に入ると人間とは不思議なもので、なにもやることがなくなると現在抱えている問題が次々と頭に議題として持ち上がってくる。「あー、金がないなぁ」とか「あー、金もないなぁ」とか。そこで僕はマッキントッシュ内蔵のアプリケーションiTunesに、寝るのにうってつけなアンニュイな曲たちをリストとしてピッカップし、寝るときにBGMとして小さい音量で流している。それもマッキントッシュからコンポに無線で音楽を飛ばし、コンポからBGMが流れるように設定してあるのだけれど、音量を絶妙に設定したつもりで布団に入ると「ん? ちょっと音量でかすぎるか?」と思えて眠れない。そこで布団を出て、コンポのつまみを少々いじって再び布団に入る。今度は「あれ? 小さくしすぎたかな?」と思えて眠れず、再度布団を出て音量を少しく大きくする、という行為を延々繰り返していたら朝になっていた、なんてことはしょっちゅうである。

そこへきて、最近さらなる問題が勃発している。実はこのコンポがもはや寿命、その命、風前の灯火であるせいで、たまに左右どちらかのスピーカーの調子が著しく悪くなり、「ビリビリ」だの「ゴゴゴゴゴ」だのという不快音を発したり、BGMそのものが途切れたりするようになったのである。
音量をちょうど良い感じにしたのに、バンドがバスドラムを踏む度に「ビリビリ」という不快音を発してしまえば、これはもうはっきり言って眠るとか、眠らないとかの問題ではなくなってくる。

そもそも、僕のコンポは僕が成人を迎えたときに両親に買い与えていただいた、非常に高価な代物で、高価な代物であるせいで、修理をするにも多額の修理代金を支払わなければならない。

現状、卵と牛乳を買う金もない僕が、コンポを修理できるわけもなく、最近はBGMを諦めて無音の暗闇の中で眠ろうとしているのだけれど、やはり頭には「金がない」だとか「卵を食いたい」だとか「湯布院にいきたい」といった悩み事が次から次へと浮かんできて、結局今日もほぼ一睡もできず朝を迎えていて、今、とても眠たい。

しかし、今日は絶対にやらなければならないことがあって、それは洗い物と買い物である。
まず、台所にはもう一週間分の汚れ物が山積みになっている。味噌汁を食う椀がない。白米をよそう茶碗がない。炭酸水を飲むグラスがない。いいかげん洗ってしまわないと、「皿がないので飯が食えない」という、誰に話しても同情してもらえない理由で僕は餓死してしまう。
そして、今日は近所のスーパーで卵と牛乳が格安で販売される日なのである。

そのため、僕は今日、本来であれば精力的に動かなければならないのだけれど、頭が重く、さっきから床に頭を置いて、逆立ちをしながらこの日記を書いている。一度、仮眠をとってから行動をすべきだと思うが、BGMを流せない今、仮眠すら危うい。

果たして僕は今日、洗い物と買い物ができるのか、乞うご期待いただきたい。
わかってる、そんなことに皆さんが興味を持ってくれるとは思っていない。

でも、誰かが見てくれていると思わないと、たぶん僕はサボるからね、間違いなくね。
では一旦仮眠をいたします。



人気ブログランキングへにほんブログ村 その他日記ブログへ
2種類のランキングに参加中です。

  このエントリーをはてなブックマークに追加

0 コメント:

コメントを投稿